飽和脂肪酸不飽和脂肪酸は、同じ脂肪酸でも違う働きをします。脂質は効率の良いエネルギー源の一つなので、どちらも人の体には必要なものです。飽和脂肪酸は、常温で固まる特徴があります。ですので、血液がどろどろになったり血栓ができやすくなったり、過剰摂取するとそのような心配が出てきます。

 

一方不飽和脂肪酸は、常温で固まらず液体のまま体の中に残ってくれて、私たちの栄養となります。体の中で固まりにくいおかげで不飽和脂肪酸はコレステロール値の抑制や中性脂肪のコントロールに効果的だと言われています。ダイエット面から考えると、飽和脂肪酸は太りやすく不飽和脂肪酸は太りにくいと言えます。

 

ただ、飽和脂肪酸は酸化しにくいのですが不飽和脂肪酸は酸化しやすく、いたみやすいので注意が必要です。そんな不飽和脂肪酸ですが、種類によって脳機能に大きな影響を及ぼすと言われています。DHAやEPAは脳機能の向上に効果的な成分として注目を集めていますが、これらも不飽和脂肪酸の一種です。サバやいわし等青魚に多く含まれている成分で、脳の老化予防や血液サラサラが期待できます。

 

それに加えて最近では、アラキドン酸と言われる成分も人気を集めています。アラキドン酸もそれら同様に脳機能向上に効果があり、世界保健機構が赤ちゃんのために粉ミルクに配合すべき成分と推奨しているくらいです。

 

生まれてから1年間くらいで赤ちゃんの脳は急激に成長を遂げます。その間にできるだけ脳への指摘を与えることにより、良い発育を望めるという考えから、アラキドン酸が推奨されるようになりました。アラキドン酸学習能力の向上、記憶能力の向上から脳の老化予防に大変効果があると言われており、中高年から老人にかけても必要な成分だと言われています。

 

免疫システムを正常にしたり、ホルモンバランスをサポートする働きがあるので、肉体的な健康はもちろん精神衛生面でも健やかな毎日を望むことができます。年老いると何事にも億劫になりがちですが、アラキドン酸を十分に摂取すれば物事への意欲を取り戻すことができます。